Moot

2026年度以降にRILSが出場を予定している公式の国際法模擬裁判大会一覧です。

会員数や希望によって変更となる場合があります。

Philip C. Jessup International Law Moot Court Competition

 Philip C. Jessup International Law Moot Court Competition (通称: ジェサップ) は、国際司法裁判所判事の名を冠し、1960年に始まった、世界で最大の国際法模擬裁判大会です。現在では世界80カ国、500を超えるロースクール、大学から学生が参加しています。(日本国際法学生協会 (JILSA) のホームページより)

 この大会は日本国内予選が毎年2月の中旬に京都で、世界大会が3月末に米国ワシントンD.C.で行われます。書面作成及び口頭弁論は英語で行われ、問題では最先端の国際課題が題材となることが多いです。また、約半年間にも及ぶ準備作業を経て大会当日を迎えるため、大会終了後には何にも代え難い「達成感」を味わうことができます。

Japan Cup / Asia Cup 国際法模擬裁判大会

Japan Cupは、日本国内の10を超える大学から学生が参加する、国際法学生交流会議 (ILSEC) が開催する日本独自の大会です。

毎年7月に東京で行われ、多くの学生にとって大学入学後に初めて参加するのはこの大会です。ジェサップとは異なり、Japan Cupでは書面及び口頭弁論は日本語で行われるため、初学者でも挑戦しやすい点が特徴です。また、準備期間が3ヶ月とかなり短いものの、短期間で膨大なタスクを終わらせる必要があります。

また、Asia Cupは日本国際法学会と日本国外務省が共催する、Japan Cupと同じ内容の問題文を用いた模擬裁判大会です。こちらの大会での使用言語はすべて英語で、毎年8月に、アジア各国から書面による国内予選を通過した大学が東京で弁論をします。